誰が言ってた(書いてた)のか忘れてしまったのがものすごく惜しいんだけど(そして申し訳ないm(_ _)m)、つい最近何かでこんな言葉を目にした。
曰く、
「プログラムって開発中は正しく動作するように“育てる”けど、リリースしたら(=親である開発者の手を離れたら)ひたすら実行すべき処理をがんばる。今この瞬間も自分が開発したプログラムが、例えばある企業の基幹システムの一端を担って、一生懸命処理を走らせてるかと思うと愛着が湧いて仕方がないのだ」
という(どこで見たのかも忘れてしまったので、原文とはだいぶ異なってる気もするが、確かこんな感じだったと思う)。
この捉え方に自分はひどく感動した。
今、自分もプログラム開発作業に当たることがあるのだけど(SEなので^^;)、正直開発してテストしてリリースするまでのことを考えるので頭がいっぱいで、リリースした後「このプログラム、これからこの会社の○○システムの一端を担うんだなあ」なんて考えたことはなかった。すでに、プログラム開発にあたっては十分慎重にやっているつもりなので、この考え方を知ったからといって、開発のクオリティが向上したりはしないと思うけど、でも作るものに対する愛着は強くなった。
入社1年目である自分が今いるプロジェクトは4月に本番稼働を迎えるということで、まだ本番稼動している自作プログラムはひとつもないのだが、4月以降“こいつら”(=自分が書いたプログラム“達”)がこのお客さんのシステム内でせこせこ働くかと思うと、やはり嬉しい。
本番稼動後にお客さんから「おたくのお子さんがちゃんと働いてないんですけど」なんて言われることのないよう、“子育て”はより一層、慎重さと正確さを持ってやろうと思う。