以前
コラムのネタに取り上げたこともある
Yahoo!トピックスから、2005/1/6付けのこの記事を紹介しよう。
北朝鮮渡航に注意呼び掛け W杯予選控え外務省
外務省は6日、北朝鮮への渡航者に対し、十分注意するよう呼び掛ける渡航情報を出した。国交がないことから大使館などがなく、事件事故に巻き込まれても邦人援護が困難なことが理由。
北朝鮮には以前から「十分な注意」が継続して出されているが、サッカー・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日朝両国の試合が今年6月に同国で予定されていることから、あらためて注意を呼び掛けた。
(共同通信) - 1月6日12時54分更新
この記事を読んでふと思ったのが...「北朝鮮って日本人も入国しようと思えば割と簡単に(=W杯の応援に行くくらいのノリでも)入国できるんだ?」ってこと。
いや、もちろん
去年アントニオ猪木が北朝鮮に行ったこととか(数年前にも行ったみたいね)、
プリンセス天功(引田天功)が金正日に呼ばれて北朝鮮でVIP待遇を受けたこと(本題とは関係ないけど、←のリンク先見て初めて知りました。引田天功が2代目だってことΣ(゚Д゚;))とかは知ってるけど、でもそれって相当特別なケースだと思っててさ...そんな一般人が簡単に入国できるような印象がなくて...それでこの記事読んだ時ちょっと「!?」だったんです(これはきっと、最近、たまにニュースの特集とかで取り上げられる「独占入手!これが北朝鮮の実態。脱北者が決死の覚悟で撮影」とかの影響も大きいと思う^^;。ああいう映像見てたら日本人が軽々しく入国できるような国とは到底思えてこないもの。1,2ヶ月前に3夜連続で報道ステーションで取り上げられた北朝鮮映像は相当衝撃的だったし...(大きなターミナルの駅前広場で普通に人が死んで倒れてた...))
で、さっそく「まさか!?」とは思いつつも、成田空港のホームページから平壌行きの飛行機が飛んでるのか見てみた。
そしたら...
飛んでるワケない。だって国交ないもんね^^;そうだよ、そりゃあ飛行機でひとっ飛びできちゃうようなとこじゃないよ。
じゃあ、どうやったら北朝鮮に行けるんだろう、と少し調べてみたところ、非常に興味深いページを発見しました。
北朝鮮旅行日記
一般の日本人の方が北朝鮮を2003年8月に旅行した時の日記である。読んでみるとかなり面白い。
この日記の中身は是非読んでほしいので、詳細はここには書かないが(そこそこボリュームもある日記なので)、ひとつ、最初の「どうやったら一般人でも北朝鮮に入国できるんだろう?」に対して答えを書いておくと、この方は民間旅行会社が主催したツアー(なんとそんなものがあるのだ)で名古屋空港発のチャーター便で入国したらしい。ちなみにそのチャーター便には、
なお、このチャーター機にはこのツアーとは別に、北朝鮮にだ捕された能登の漁民の釈放交渉に向かう石川県の議員連盟の人達や福岡の議員団、それにNHKの記者達も同乗している。
とのことで、やはり一般人だけではない、政治的な目的を持った人や、報道陣も同乗していたようだ。
ただ、この日記を見ると
ツアー2日目の朝にしてツアー客のうちの一人が警察に連行されたり、日記の著者自身もカメラのフィルムを警察に没収されたりしたようで、やはりそういったトラブルはあったようである。
北朝鮮、入国はできることはわかったけど...それでもこんな状況じゃW杯の応援に行くにはちょっと危険すぎるんじゃないかな^^;6月に予定されている日本VS北朝鮮(アウェー)戦のTV中継でスタンドにジャパンブルーの一団が見えたら、日本の勝利以上に(日本は勝って当然だし^^)彼らの無事な帰国を祈ってしまうような気がする。